- HOME
- インタビュー
末長く患者さま自身の歯でお食事を味わってほしいからこそ、いつでも誰でも相談に来られる歯科医院作りに取り組んでいます。
私が日々の診療で大切にしているのは、患者さまがどんなことをお望みで、何をされると嫌なのかを把握した上で、ご負担の少ない治療を行うことです。治療時の不快な音や臭いにも配慮し、気持ち良く受診できる環境であるように努めています。お口のお悩みは、何でもご遠慮なくご相談ください。
患者さま自身で歯を守れるように、歯科知識をお伝えしています。
私が力を入れて学んできたのは、予防に関することです。お口の機能を損なわないため、歯は削ったり抜いたりしないに越したことはありません。虫歯や歯周病の予防は、患者さま自身で取り組むお口のケアが大前提となっているので、歯を守るためにも必要な知識をどんどんお伝えさせていただいています。私がお伝えしたことが、少しでもお役に立てば幸いです。
病気の原因から取り除くことで、再発防止を目指しています。
初診の方に対して、特に時間をかけてカウンセリングを行うのは、患者さまのお話の中から病気の原因を探るためです。原因を掴んでおかなければ、予防はもちろん、状態に合った治療もできません。最初にしっかりと患者さまのお話を伺うことが、効率の良い治療をする上でも大切だと考えています。
患者さまを自分自身や家族のように思って治療をしています。
私のモットーは、「自分が受けたい治療」を行い、「患者さまは自分の家族」だと思って診療をご提供することです。そうすることによって、どなたに対しても手抜きをせず、患者さまのことを第一に考えた治療ができると考えています。
勤務医時代の患者さまからの年賀状を、毎年嬉しく拝見しています。
歯科医師になって以来多くの患者さまを診療させていただきましたが、勤務医時代に出会った方とは、今も年賀状のやり取りをしていますよ。私より15歳ほど年上の方なのですが、律義にも毎年年賀状を送ってくださっています。
お口の健康を維持するために、継続的な通院が必要不可欠です。
一つの歯科医院に通い続けるメリットとは、虫歯ができにくい、健康な口内環境を維持するサポートが受けられる点にあります。
定期的に通うことで、歯科医師や歯科衛生士によるお口のチェックやクリーニングが受けられ、健康管理がしやすくなるのです。治療を受けて痛みがなくなったからと油断をせず、予防を継続する大切さにご理解をいただければと思います。
小児歯科は、辛抱強くペースに合わせてあげることが重要です。
歯科医院が苦手なお子さまに対しては、まず診療室の雰囲気や治療器具に慣れてもらうことから始めています。おしゃべりをしたり、鏡でお口を見たりするだけで終えて、怖い場所ではないと理解してもらうことが最初のステップです。
親御さまからしてみればじれったい時間かもしれませんが、押さえ付けて無理に治療をしても、その後の通院がより大変になってしまいます。最初は辛抱強く、お子さまのペースに合わせてあげてください。
治療時のリスクに配慮して、持病の問診はしっかりと行います。
ご年配の方は、歯以外にも何かのご病気である場合が多いため、診療の前にはしっかりと問診を行って他院での治療内容やお薬について伺っています。また、足腰に不安がある方には、スタッフが手を添えて移動のフォローをして差し上げています。どなたにとっても足を運びやすい歯科医院を目指しておりますので、通院する上で不便な点等があればお伝えください。
口内細菌をお見せし、治療の必要性へのご理解を促しています。
私が自慢に思う院内設備は、位相差顕微鏡という口内細菌を見るための機器です。患者さまの口内からプラークと呼ばれる汚れを採取し、その中に存在する細菌を実際にお見せします。そうすることで、本当に治療や予防が必要であるということについて、ご理解を促しています。